2023年1月13日金曜日

今日のランチメニューは?SDGs食料自給率について探究する③ ①~③より食料安全保障の観点よりわかること

今日の作陽定食は、「ごはんとタンタンメン、鶏肉の山賊焼き」でした。金曜日恒例の出来立てバーガーの販売。すぐに売り切れました。相変わらずの人気です。
そして食堂のメニューは麺の日です。いつからかな?これも作陽生がひそかに楽しみにしている日です。今日のメイン食材は、お米と小麦です。三大穀物で世界の主食を司る食材です。














お米について探究します。

日本のお米の自給率はほぼ100%で、我が国の食料自給率に占める割合も大きいです。日本人にとってお米は食料安全保障の要とも言えます。しかし、増産によりお米の自給が達成された一方で、高度経済成長によって食生活が多様化したことで、お米の一人当たり年間消費量は、昭和37(1962)年度の118.3kgをピークに減少に転じていました。みんな、せっかく自給率の高いお米。消費しないと、お米を作る農家の皆さんの人口が減少してしまいます。

生産が需要を上回り大量の過剰在庫が発生するようになったため、昭和46(1961)年からは生産調整が本格実施されるようになり、1,200万トン前後だった生産量は、約50年で約800万トンにまで減少しました。一人当たり年間消費量も約50kgまで減りました。自給率の高いお米の消費が減ることで食料自給率(カロリーベース)は昭和40(1965)年度の73%から40%程度まで低下することとなったのです。

日本の米は貿易自由化しています。ただし、海外から輸入される米には、関税がかけられています。輸入米関税「778%」から「280%」。ただし、冷凍チャーハンなど、製品にした米(ごはん)は、通常通り輸入されています。
食料安全保障
食料は人間の生命の維持に欠くことができないものであるだけでなく、健康で充実した生活の基礎として重要なものです。全ての国民が、将来にわたって良質な食料を合理的な価格で入手できるようにすることは、国の基本的な責務です。
戦争や自然災害といった不測の事態で生産や物流が滞ったり食品価格が高騰したりしたときなど、しばしば脅かされる。「物理的・経済的にすべての人がいつでも手に入れられる状況」(国連食糧農業機関)でないと食料安保が確保されているとはいえない。
今、私たちは値上げという形で実感しているのではないでしょうか?
だから食料の自給率を高める必要があるのです。



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