今日の作陽定食は、「魚の黒酢あんかけとナポリタン風スパゲティー、胡麻和えとお味噌汁」でした。バラエティーに富んだメニューで栄養バランスも素晴らしい!イタリアの気分で食す人には、聞きたくない話でしょうが・・・。
さて、ナポリタンの誕生は、終戦後日本が米軍によって占領されていた頃、ホテルニューグランドはGHQ(連合国軍最高司令官総司令部)将校の宿舎として7年間にわたり接収され、米兵たちはその頃、茹でたスパゲッティに塩とコショウで味付けをし、トマトケチャップを和えたものを昼食や夜食としてよく食べていたそうです。そんな彼らの粗食を見かねた二代目総料理長の入江茂忠が、ケチャップの代わりに生のトマト、玉ねぎ、ニンニク、トマトペースト、オリーブオイルを使ったオリジナルソースを考案。
炒めたハムとマッシュルームを加えたスパゲティとこのソースを和え、仕上げにパセリのみじん切りとパルメザンチーズをふりかけ「スパゲッティ ナポリタン」となる。今でもホテルニューグランド1階にあるコーヒーハウス「ザ・カフェ」で、当時のままの味を楽しむことができます。
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