今日の作陽定食は、「ごはんに肉うどん、かき揚げ」でした。天ぷら肉うどんです。温かい出汁を入れてもらって、心も体も温まります。今週も温かい食事をありがとうございます。
関東風と関西風、うどんつゆの「天下分け目」はどこにあるのか?
東日本と西日本で大きく異なる「うどんのつゆ」。うどんつゆは、昆布をベースとしたダシに薄口醤油を合わせるあっさりとした関西風と、カツオ節ベースのコクがある関東風に分かれる。
天下分け目の合戦場、関ヶ原へ
カップうどん「どん兵衛」の味が関東と関西では違う。パッケージをよく見ると、関東風が「E」、関西風が「W」って書いてあるアレね。
東西両軍のダシで「勝負」
岐阜県と滋賀県の間。かつて天下分け目の関ヶ原の合戦が行われた、岐阜県不破郡関ケ原町だ。壮大な歴史に思いをはせながら関ヶ原、こんな看板あり。
「決戦関ヶ原 両軍ダシで勝負 天下分け麺処」
「日本の食文化 関東風 関西風 分岐点認定地」お店によっては、ウチはうどんのつゆを関東風と関西風の2種類を用意しているところがあります。お好みのつゆをどうぞ!名古屋の「きしめん」だがや!
試食してみましょう!
まずは関東風から。うん、醤油の味と香りを鰹ダシが引き立てている。ガツン! とインパクトのある味だ。つゆの色は真っ黒。筆者の地元・名古屋のうどんつゆも色が濃いので、関東風と誤解されるが、まったく違う。名古屋はムロアジベースのダシにたまり醤油を合わせるため、ほのかに甘いのだ。こちらは関西風。昆布ダシがふわっと香る上品な味わい。関ヶ原の合戦では西軍が負けたけど、うどんは勝ったでぇ!
もちろん作陽まんぷく食堂のうどんは関西風でした。
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