2022年11月24日木曜日

今日のランチメニューは?津山と牛肉との縁”津山名物ホルモンうどん”

 今日の作陽定食は、「ごはんとポークステーキ、コロッケとホルモンうどん、みそ汁」でした。津山の名物「ホルモンうどん」。ランチメニューでは、初めて登場しました。津山の食文化を味わう嬉しいランチとなりました。





津山ホルモンうどん


津山と牛肉との縁

歴史を紐解けば705年、津山で牛馬の市が開かれたとの記録が残っており、津山地域は古くから牛馬の流通拠点であった。また肉食が禁止されていた明治以前でも、津山は滋賀県彦根市と並んで、全国でもまれな「養生喰い」の本場であったようである。「養生喰い」とは、字の如く「健康の為に食べる」、「薬として食べる」という意味で。明治12年に当時の陸軍がまとめた全国主要物産には、東南条郡川崎村(現在の津山市川崎)の牛肉として掲載されており、津山の牛肉は全国的に有名であったようである。その証拠に、開国後外国人が多く日本に入ってくる中で、神戸に慰留した外国人は津山の養生喰いのおかげで牛肉の入手に苦労しなかったと言われているほどである。

なぜ内臓肉のことを「ホルモン」と呼ぶようになったか、多くの説がありますが、一般的には「放るもん(捨てる物)」が派生した言葉と言われています。昔は冷蔵設備が今ほど発達してなかったため、屠畜した肉の保存は非常に困難でした。そのため、傷みの速い内臓肉は食用として流通することはほとんどなかったため、捨てられることが多く、「ホルモン」と言われるようになったと推測されます。今では、冷蔵・冷凍技術の向上で長期保存も可能と なり、様々な加工商品も開発、販売されています。

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