今日の作陽定食は、「豆腐ハンバーグとオーロラサラダ、マーボー茄子と春雨スープ」でした。照り焼きチキン丼も購入できます。マーボー大好き。寒くなってきたので、体がポカポカしてきます。
唐辛子と体温上昇の関係について気になったので調べていたら“唐辛子のなかに含まれているカプサイシンは、体温を下げる効果と、体温を上げる効果があることが分かっている。
”四川料理は、「麻」と呼ばれる味(山椒の痺れるような辛味)と「辣」と呼ばれる(唐辛子の辛味)が大切なのだそうだ。唐辛子といえばカプサイシン、山椒といえばサンショオールという辛味成分が有名だ。どちらも化学的には似通った物質なのだそうだが、料理というものは、そういう似通った物も別々に扱い、それぞれ混ぜ合わせるのだから不思議だ。やっぱり、唐辛子だけでは物足りないし、山椒だけでも物足りない。両方たっぷり入った四川の「麻婆豆腐」こそが美味しいのである。体温調節に関わる脳の視床下部に対する作用がその1つだ。カプサイシンをマウスの視床下部に投与すると、体温が下がるという。発汗や呼吸数の増加、血管が拡張するなどの変化が起き、その結果、体温が低下する。また、脳幹にも作用して、この場合には、副腎髄質からのホルモン(アドレナリン)分泌を増加させる。アドレナリンは体内の脂肪分解を促進するので、むしろ体熱の産生を促す。つまり体温を上昇させる方向に働く。体温を下げて、体温を上げるとは、ちょっと矛盾した話に聞こえるが、カプサイシンは体内に入り込むと、まず視床下部を介した体温を下げる放熱の働きを強める。汗が出るのは、そのためだ。しかし、その後は、副腎髄質からのホルモン分泌促進によって体熱産生が強くなり体温が上昇するのである。
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