今日のランチメニューは、「チキン南蛮弁当」でした。進学補講や部活動で、それぞれが本気で活動していること、新型コロナ感染拡大防止の観点もあり、分散黙食を実施しています。本日は「ひなまつり」ですね。作陽寮生のお内裏様やお雛様も、チキン南蛮をおいしくいただきました。食堂で食べるあたたかい今日の夕食は、「ひなあられ」か「ケーキ」が提供されることを願いつつ・・・。
ひな祭りの由来や意味は?
ひな祭りの由来には諸説があるものの、中国の五節句のうちの一つ、「上巳の節句」が日本に伝わったとされています。季節の節目となる節句の頃は邪気が入り込みやすいと言われていたため、上巳には厄や邪気を払うための行事が行われていたようです。中国では川で身を清める習慣があったことから、平安時代、それにならって紙の人形に自身の穢れや厄をうつして川に流す「流し雛」が行われていたと言われています。そして、人形がだんだん立派になり、貴族の子どものあいだで流行っていた「ひいな遊び」と呼ばれ、このひいな遊びが江戸時代にひな祭りへと変化し、女の子のための行事として家に人形を飾る風習が定着したと言われています。
ひなまつり:日本古来の伝統食
代表的なものは「菱餅(ひしもち)」と「ちらし寿司」ですね!
春の息吹を表しており、下から草が生え、上には花が咲くという色を意味し、それが豊穣につながり、願いごとが成就するというところにつながっています。桃の節供の行事食として挙げられるのが「白酒」です。白酒というのはにごり酒で、今でいうみりんの中にうるち米などを入れて白濁させたお酒。その他、「ハマグリ」や「サザエ」、「炒り豆」、重箱詰めの料理だそうです。
お内裏様とお雛様
関東雛・京雛の違い
男雛(お内裏様)と女雛(お雛様)の左右の位置はどちらが正しいの?と思われた方も多いのではないでしょうか。現在一般に広く売られている雛人形は「関東雛」と言い、「向かって左にお内裏様が座っているもの」になります。逆に「向かって右側にお内裏様が座っているもの」は「京雛」と言われます。京雛の位置は、御所における玉座の位置に基づいています。日本古来の「左上座」の考え方では、一番偉いお殿様は「向かって右側」に座るのが慣わしであると言えます。では、なぜ関東雛ではお殿様(お内裏様)が「向かって左側」に座っているのでしょうか。大正天皇がご即位式で西洋式に右側に立たれたことが最初なのです。
いずれにしても、厄や邪気を払い、未来に向かって成長を誓う日として、日本の年中行事と通過儀礼、伝統行事を大切にしていきましょう。
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