今日の作陽定食は、「鮭のネギみそ焼きとほうれん草サラダ、スパニッシュオムレツとお味噌汁」でした。今日もランチタイムを利用して、Q&Aスペースで勉強しています。
さて、作陽生に聞きました。好きな魚は?答えは鮭です。日本人だなぁー!
日本人が好きな魚1位のシャケ!でも・・・。
マルハニチロが4年前に実施した調査によれば、日本人が「好きな魚」の1位はシャケ(2位はマグロ)、日本人が「ふだんよく食べる魚」の1位もシャケ(2位はサバ)。つまり、日本人はそれだけシャケが好きだしよく食べてるってことですね。しかし、日本のシャケの漁獲高は、上のグラフをご覧いただければおわかりのとおり、近年激減中で、ピークだった1996年と比べると、去年は約5分の1。今年も昨年と同水準だそうで、歴史的な不漁が続いています。水揚げされるシャケは小型化の一途をたどっており、昔は平均80〜90cmだった魚体が、今は60〜70cm。重さも2〜3kgほど軽くなっているのだとか。シャケは海水温が低くならないと身に脂が乗らないそうで、これも地球温暖化の影響ではないかと考えられています。シャケはマス・ヤマメ・イワナと明確な区別がない魚。例えばシャケ缶の中身はカラフトマスですし、川を遡った紅ジャケが湖や沼に残ればヒメマス、サクラマスが川に残ればヤマメと呼ばれます。だいたい、昔は紅マス・銀マスと呼ばれていた魚が、シャケと呼んだほうが高く売れるというので、紅ジャケ・銀ジャケになったくらいですし——みんなひっくるめてシャケです。シャケは、アニサキスという寄生虫がいるので、基本、生で食べることはできませんが、1970年代にノルウェーが、寄生虫を寄せつけずにアトランティック・サーモンを養殖する技術を確立。生で魚をガンガン食べている日本に目をつけ、サーモンの握り寿司を考案。1992年、ニチレイが、そのノルウェーから養殖アトランティック・サーモンを5000t輸入して回転寿司店に供給。以後、サーモンの握りが爆発的に普及しました。今、寿司ネタで人気No.1のサーモンの握りです。
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