今日の作陽定食は、「サンマのカレーチーズ焼きとたっぷりキャベツの葱ごまスープとブロッコリと牛肉のきんぴら、小松菜の胡麻和え」でした。ごまを駆使した料理でした。ごまの旬は9~10月。旬を活かしたメニューで感動。食堂のおばちゃま。今週もよろしくお願いいたします。
開けごま!
『千夜一夜物語』(アラビアンナイト)の『アリババと40人の盗賊』に出てくる、呪文だ。岩戸に盗賊団が隠した宝物をアリババという少年が、潜み聞き及んだこの呪文で岩戸を開いたというあれだ。英語だと、Open Sesame (オープン・セサミ)である。「セサミストリート」もこれに由来しているはずだが、どのような由来だったか?
40 things you didn't know about Sesame Streetというページにこうある。
【Why the name Sesame Street? After a long search for a catchy name, one of the show’s writers suggested “Sesame Street.” The word “sesame,” an allusion to the fabled command from The Arabian Nights, “Open, Sesame!,” suggested excitement and adventure. Since the show was set in an urban street scene, “Sesame Street” seemed an ideal combination.】
「貴重なゴマ」という語があり、これは「成功の鍵」の比喩らしい。
しかも、昔からカラダにいい食べ物として、世界中で愛されてきたごま。では何がどうカラダにいいんでしょうか。良質のタンパク質、ごまの成分の約半分は脂質(=油脂)です。リノール酸やオレイン酸などの不飽和脂肪酸でできていて、免疫力を高めたり、コレステロール値を下げる働きがあります。言いかえれば、ごまの油は血液のサラサラ化を促すいい油なのです。加えて、ビタミンE×ゴマリグナンの力。カルシウム、マグネシウム、鉄分など、ごまにはミネラル成分がバランスよく含まれています。どれも意識しないとふだんの食事では摂れないものばかり。ビタミンで注目したいのは「ビタミンE(トコフェロール)」。抗酸化作用のあることから“若返りのビタミン”などとも言われていますが、トコフェロールにはいくつか種類があって、全てが効力を発揮するわけではないのです。ごまに含まれる「ビタミンE」は抗酸化力の弱いタイプなので、それだけでは期待薄なのですが、ゴマリグナンの力を借りることによって、みるみるパワーアップ。抗酸化作用を発揮して、体の内面からアンチエイジングを促します。健康を損なう活性酸素の活動を抑える、コレステロールを低下させる、老化を防ぐ、アルコールの分解を促すなど、優れた健康増進作用のあることが次々にわかってきました。
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