スポーツする生徒たちは、高たんぱくだから良いんですよ!との声。確かに、ささみのカロリーは1gあたり1kcalと大変低いのにもかかわらず、体の形成に不可欠なたんぱく質は多く含まれている優秀な食材です。バランスよい食事と運動を心がけることが重要です。
午後からの授業、脳の働きもお願いしますよ!
ささみに含まれる「イミダゾールジペプチド」という成分が注目を集めています。その理由は、この成分が持つ「抗疲労」作用。イミダゾールジペプチドは、カルノシンやアンセリンというβ-アラニンとL-ヒスチジンがくっついたジペプチド(アミノ酸)の総称で、活性酸素を抑える力があると考えられています。長時間にわたって運動する生物の骨格筋中に多く含まれています。
イミダゾールジペプチドは、ヒトが経口摂取した場合、骨格筋に移行することが報告されており、抗疲労物質として有望だと考えられています。またカルノシンが脳の疲労を緩和することで、記憶機能の低下を回避し、認知症予防作用があることも発見されました。
すべてが明らかになっているわけではありませんが、イミダゾールジペプチドを肉や魚を通じて摂取することは、健康維持に役立つと考えられます。
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