2019年11月25日月曜日

今日のランチメニューは?今日は何の日!ビブリオバトル「春の雪」

今日の作陽定食は、「回鍋肉とスパニッシュオムレツ、豆乳汁」でした。その他の人気メニューは、「カレーうどんやカレーライス」でした。週の始め、2・3年生は、ビブリオバトル知的書評合戦で、自分の興味のある本を紹介し、みんなにわかってもらうためのプレゼンを、する方も聞く方も、充実していて、グンと成長したことを実感できたのではないでしょうか。今週もおいしくもりもり食べます。







今日は、小説家・三島由紀夫の忌日です。
1970(昭和45)年のこの日、三島由紀夫が、自ら主催する「楯の会」のメンバー4人と共に東京・市ヶ谷の陸上自衛隊東部方面総監部で総監を人質にとって本館前に自衛官1000人を集合させ、自衛隊の決起を訴える演説を10分間行った。その後総監室で楯の会会員の森田必勝とともに割腹自殺した日です。
三島由紀夫の本を紹介します。
「豊饒の海 第一巻 春の雪」
三島が全身全霊を込めた最後の作品と言われています。
小説家になって以来考えつづけていた「世界解釈の小説」を書きたかったのである。幸いにして私は日本人であり、幸いにして輪廻の思想は身近にあった。と三島由紀夫は述べています。「僕のすべてを書く」として「世界解釈の小説」を目指して執筆された『豊饒の海』。「浜松中納言物語」を典拠とした、大正から昭和へ生まれ変わりを繰り返す若者を追った夢と転生の物語で、『春の雪』『奔馬』『暁の寺』『天人五衰』の全4巻から成ります。特に、1巻の『春の雪』は貴族の世界を舞台にした悲劇の愛を描きます。侯爵家の若者が宮家との縁談が持ち上がった女性と恋に落ちますが、その愛は認められず、友人に見守られながら病のため亡くなります。若者は生まれ変わり続け、日本の近代を駆け抜けます。
難解な小説ですが、全4巻ともに三島の目指した世界を深く知りたいと望む人におすすめです。

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