2019年2月21日木曜日

今日のランチメニューは?丼にはご飯(お米)が欠かせません~今日は何の日?~

今日の作陽定食は、「麻婆丼とちくわの磯部揚げ」でした。丼シリーズはみんな大好き。手軽にまんぷくになるので好評です。その他の人気メニューは、「定番のカレーライス」でした。丼もカレーライスも「白米」が命です。



今日は食糧管理法公布記念の日です。
1942(昭和17)年の2月21日、「食糧管理法」(食管法)が公布されました。
「食糧」とは、米や麦などの主食を意味します。国民の主食である米を政府が責任を持って管理する制度のことで、生産者に対しては、米作りを安定して続けていけるようにすること、また、消費者に対しては1年間を通して買う米がなくなったりしないようにすることが、基本的な役割でした。また、政府が生産者からできるだけ高い価格(生産者米価)で買い入れ、消費者にできるだけ安い価格(消費者米価)で売りわたすしくみです。しかし近年、米の消費量が伸びず、在庫米を多く抱えて、国の赤字が大きくなったこと、量よりも質(米の味)を求めるようになったり、家で食べるほかに外食するようになったことなど消費が変化するなど、政府によるコメ管理は限界であるとされて、実状に合わなくなったため、1995年に廃止されました。
代わって1994年には「主要食糧の需給及び価格の安定に関する法律」(食糧法)が施行されました。食糧法とは、コメの生産者から消費者までの適正な流通を確保するとともに、政府による米の輸入などを定めた米に関する基本法です。
つまり、日本は外国にも「お米を自由に輸入してもいいですよ」と約束しました。と同時に、「日本国内の農家を守るために」、外国からのお米に高い税金をかけて売れにくくしています.これを「関税」といいます。日本は外国から輸入されたお米に490%(2004年)の税金をかけていますが、輸出国(特にアメリカ)からは「関税率を下げろ」と圧力を受けています。
日本の生産者(米作り農家)の競争力を付けるために,「おいしいお米」「安いお米」を売りやすくしても、やがて数年したら、外国からも安くておいしいお米がたくさん入ってきます。国内のお米の価格も下がります。
これは消費者にとっては歓迎されることかもしれません。しかし、輸入が途絶えたり、お米の生産が下がれば値段が上がることだってあります。
生産者や国全体のことを考えると手放しで喜べることとも言えないのです。
作陽まんぷく食堂で、日本のお米で作ったおいしい「丼ぶりやカレーライス」が食べられなくなるかもしれないのです。
難しいなー!グローバルで生きる私たちが真剣に考えないといけないことなのです。



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