今日の作陽定食は、「回鍋肉とスパソテー?、ピーナツ和えとカキタマきのこスープ」でした。ピーナツも卵もスープも、テスト前の集中力に欠かせない栄養素が入っています。食堂のスタッフの皆さんは、気を使ってくれているのでしょう。いつもありがとうございます。感謝です。
感謝を込めて「心遣い」「気遣い」「気配り」の違いを探究!
「誰かに対する配慮」といった意味の言葉にも、いろいろな種類があります。これらは何気なく使っているものの、こまかい意味の違いについては、意外に気をつけたことがないという人も多いでしょう。うっかり混同してしまわないためにも、似た言葉の意味をそれぞれしっかり把握しておきたいところです。
心遣い
「心遣い」を辞書で調べると、「あれこれと気を配ること、心配り」というものと、「祝儀、心づけ」の2種類があります。「心遣い」の「遣」の字は、「工夫して役に立つようにする」といった意味があり、「何かに用事をさせる」といった意味の「使」とは違います。
「気遣い」との違いで言うと、どちらも「気を配ること」を表している点では同様です。しかし、使い方は完全に同じではありません。
「心遣い」は、主に相手が自分に対し、まごころや思いやりの気持ちを示してくれた時に使われます。例えば、落ち込んでいる時に激励してくれたりといった際に、「お心遣いありがとうございます」などのように使います。この場合「お気遣いありがとうございます」という言い方もできますが、「気遣い」の使い方は、「心遣い」と以下のような点で違いがあります。
気遣い
「気遣い」の辞書での意味は、「あれこれと気をつかうこと、こころづかい」というものと、「よくないことが起こるおそれ、懸念」という2種類となっています。ここでは、前者の意味が問題となります。
「気遣い」と「心遣い」は意味合いがよく似ていますが、使い方は若干異なります。「気遣い」が使われる場面は、相手が自分のために、神経を使って何かをしてくれた時です。例えば相手の家を訪ねた際、お茶をだしてもらった時などに、「どうぞお気遣いなく」といった具合に使います。この場合「お心遣いなく」とは言いませんから、この点は両者の大きな違いと言えるでしょう。
気配り
「気配り」の意味は、「あれこれと気をつかうこと」「手抜かりがないよう注意すること」といったものです。また、辞書では「こころづかい」という意味も載っています。
このように、「気配り」もまた、「心遣い」や「気遣い」と意味の上で大差はないと言うことができます。ただ、ニュアンスには若干の違いがあります。それでもニュアンスは大切ですね。
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