今日の作陽定食は、「焼肉風と揚げシュウマイ、南瓜サラダとみそ汁」でした。照り焼きチキン丼も購入することができます。週末のサッカー男子選手権のお知らせを大型スクリーンで観て応援しようと心に決める作陽生。
さて、故事・ことわざには、生活に密着する農作物の名前が入ったものが多くあります。南瓜は?
冬至の日にかぼちゃ食べると風邪ひかない
その理由を調べてみた。一つには「風邪をひかないようにするため」とあるが、どうやら風邪予防の成分は含まれていないようである。上記のように、野菜が不足がちな冬に保存可能なかぼちゃが食べられて栄養のバランスがよくなるという、昔の人の知恵からくるもののようだ。「長生きする」とか「厄除け」になるなどあるけれど、これらにも健康食品学的な意味では後述のように、ビタミンなどの元気の元が含まれていることは確かなようである。あるいは、小豆粥にかぼちゃを混ぜて食べるのは、中国の疫鬼を払うという風習が伝わってきて日本でも習慣化されたとされる。 語呂合わせ的な意味で『冬至に「ん」のつく食べ物を食べると良い』という。例えば、なんきん(かぼちゃのこと)、だいこん、みかん、こんにゃく、こんぶ、にんじん、うどん、かんてん、れんこん、きんかん、など等。ところによっては「ん」が二つ着くと更によく、運がつくともいうことで、なんきん、にんじん、きんかん、ぎんなん、かんてん、れんこん、などがまさにそれである。
なかでも「なんきんかぼちゃ」の栄養価は抜群で、主成分のでんぷんはもちろん、豊富なビタミン(なかでもビタミンE)、カロチン、他に、ミネラル、繊維質など、元気のもとが沢山詰まっているとされる。その上、老化防止のビタミン、若返りのビタミンなども豊富で美容食でもあるという。
「冬至かぼちゃを食べるとしもやけにならない」というのが有効かどうかは分からないが、「しもやけ」を防ぐ知恵を伝える諺が別にある。『おばあちゃんの知恵』(ゴマブックス)という本の中に「靴の爪先に唐辛子を入れておくと凍傷が防げる」とある。霜は一般に知られているが、霜柱とかしもやけとなると知らない人や見たこともないという人が多い。
0 件のコメント:
コメントを投稿