2021年11月17日水曜日

今日のランチメニューは?炎の芸術チャーハンの歴史!

今日の作陽定食は、「チャーハンとシューマイ、中華スープ」でした。このメニューはありそうでなかった珍しいメニューです。まさに中華定食ではないか!町中華の味!素敵!教育実習生の先生も喜んでいました。今、YouTubeでチャーハンづくりの動画も人気があるようですね。




チャーハンの歴史
チャーハン(炒飯)の発祥には諸説ありますが、初めて文献に登場したのは『食経』という書物で、そこには7世紀初めの隋の宰相が「砕金飯」という料理を好んでいたということが書かれています。この「砕金飯」とは今でいうシンプルな卵チャーハン(炒飯)のようなもので、卵に包まれたご飯粒を黄金のかけらにたとえたものだと推測されています。しかし、この頃は「焼く」「蒸す」「煮る」「乾(ほ)す」「漬ける」という調理法はあっても、強い火力で「炒める」「揚げる」という調理法はまだ一般化されていません。10世紀後半以降に、元は磁器を作るために使われていた石炭窯が料理用としても使われるようになり、強い火力での調理法が広まりました。中国で米が食文化の中心となっていったのは7世紀から13世紀にかけてです。これらの広がりにあわせて、チャーハン(炒飯)も中国全土で親しまれるようになりました。
日本へ伝わったのははるか昔、7世紀から9世紀にかけてのことです。この頃の日本は先進国である中国の唐へ遣唐使を送り、さまざまな文化や制度を輸入していました。
この中に食文化も含まれ、平安時代の書物には「ゴマ油で米を炊く」という調理法が伝わってきたと記されています。しかし、この時の油で炊くという調理法はあまり普及しませんでした。日本で今の形のチャーハン(炒飯)が一般に普及するのは明治以降のようで、その原型が日本に伝わってからだいぶ後のことになります。


0 件のコメント:

コメントを投稿

2024.4.22 今日のランチメニューは? オムピラフ!

 今日のランチメニューは、「オムピラフ、アセロラゼリー、春巻き」でした。