今日の作陽定食は、「おでんと豚汁」でした。晩秋から初冬の季節を感じる定食でした。
その他の人気メニューは、「カレーライス」でした。今週末には、全国大会の切符をかけて女子サッカー部が試合に臨みます。作陽生を全国のステージへ連れて行ってください。
みなさまのご家庭ではどんなおでんを作っていますか?
ちなみに、関西出身の筆者は上京したての頃、コンビニのおでんコーナーにぷかぷかと浮かぶ白い謎の物体「ちくわぶ」に衝撃を受けました。
そんなこんなで今回は「えっ!これって○○地方発祥だったの?」という新事実ネタから「こんなおでん見たことない…」という驚きおでんまでご紹介したいと思います。
➀②③<北海道・東北地方代表、青森>
こちらは味噌と生姜が特徴の青森おでん。北海道や東北は貝類が入っていることが多いようです。ちなみに北海道では「マフラー」という商品名で販売されている、四角いさつま揚げを入れるんだそう。
④<関東地方のおでん>
ちくわぶが特徴的なおでん。“すじ”はいわゆる“牛すじ”ではなく魚の軟骨や筋も一緒にすりつぶした練りものなんですって!軟骨のコリコリとした食感と筋のモチモチとした弾力を味わえるんだそう。コンビニおでんの影響のせいかすっかり牛すじのイメージが強いですが、本来牛すじは関西発祥のものだそうです。
⓹<東海地方代表はやっぱり静岡の黒おでん>
醤油と牛すじでだしをとった黒いつゆと黒はんぺんでおなじみの静岡おでん。また、具に竹串を刺した状態で煮込んだり、青海苔と魚粉をかけて食べる食べ方も静岡おでんの特徴だそうです。
⑥<中部地方代表は名古屋おでん>
かつおだしに八丁味噌を加えたつゆと他の地方ではなかなか見ない里芋を入れるのが特徴。期待を裏切らない味噌文化!もちろん食べるときも調理みそで有名な「つけてみそかけてみそ」は必須なのでしょうか?!
しっかりとした味付けだからこそ里芋との相性も良さそうですね!
⑩<北陸地方はご当地おでん>
まずは富山おでん。富山ではおでんにとろろ昆布をのせて食べるそうです。トロトロになった昆布を想像するだけでヨダレが出てきます。
石川県!魚介が豊富な金沢おでん。全国各地様々な地元の味がある日本料理「おでん」ですが、実は石川県はおでん屋の軒数が全国1位で他県にでは見られない珍しいおでん種や味あります。なんとも豪華な金沢おでん!魚介が豊富な金沢ではカニやバイ貝、赤巻などを入れるのが特徴です。カニの良い出汁がとれそう!
ちなみに石川県金沢市は日本で一番おでんが食べられている地域なんだとか。
⑦⑧<関西地方代表>
京風おでん。筆者にとっては一番馴染み深い関西おでん。
関西では一般的なおでんのことを“関東煮”と呼ぶそうです。知らなかった……。
鰹節やさば節、昆布で出汁をとり薄口醤油と塩であっさり煮込んだ関西おでんは関東のおでんとは全くの別物ですね。最近では少なくなってきましたが、さえずり(クジラの舌)やコロ(クジラの皮)、タコ足など関東ではなかなか見かけない具もあります。滋賀県の永源寺こんにゃくが使用されています。京都では聖護院大根やえび、京の伝統野菜を入れることもあります。
<九州地方代表>
博多おでんこちらも一般的な関東おでんとは全然違う鶏だしのつゆ。
餃子巻きが入っているのが特徴です。餃子巻きって最近ではコンビニでもよく見かけますよね。コンビニオリジナルだと思っていたけど博多発祥だったなんて驚きです。
個人的にはこの冬一番試してみたいおでんの具!こちらのレシピによるとは餃子とはんぺんで簡単に餃子巻きが作れるみたいです▼
<沖縄地方>
てびち入りおでん。地(沖縄県外)では、おでんといえば冬の定番メニュー。
コンビニでおでんが並ぶと、「あぁ、寒くなってきたもんなあ」と四季を感じますよね。
そんなおでん、温かい沖縄ではミスマッチなイメージを抱く人もいるかもしれません。
しかし実は、意外なくらい日常に溶け込んでいるのです。
食のルーツっておもしろい。
何気なく食べているおでんですが地域によってこんなに違いがありました。
みなさまのご家庭のおでんはありましたか?
地域によって特徴が異なるお料理を調べるのは、まるで自分の家系図を辿っているような感覚でとってもおもしろい!と同時に、慣れ親しんだこの味を大切にしようと思えてきますね。
また、今まで全く触れることがなかった他の地方の味も食べてみたいという気持ちも湧いてきます。
同じ日本ですが食の異文化交流をしてみるのも良いかもしれませんね。
0 件のコメント:
コメントを投稿