2020年6月13日土曜日

今日のランチメニューは?春雨(はるさめ)って何か!

今日の作陽定食は、「チキン一口カツと具だくさんマーボー、春雨サラダ」でした。席に着いたら、ソースをかけていただきます。マーボーにつけて食べてもおいしいね。アジヘンしながら、今日も満腹です。





春雨(はるさめ)って何か知ってますか?
近年はるさめは低カロリーで健康志向の方に注目され、さらに特定アレルゲンが含まれていない為に小麦麺の代用としても支持を頂いています。
1.はるさめの基礎知識・製造法
一般的に「はるさめ」といわれ販売されているはるさめは二種類あり、一つは中国の春雨で「緑豆(中国)はるさめ」と呼ばれています。この緑豆はるさめの原料は緑豆でん粉で、コリコリとした食感と細く透き通った麺が特長です。
<春雨自体の作り方>
1)小豆とよく似た大きさで色が緑色の「緑豆」
  収穫し保存していたものを10Kg準備 
2)1日、水に浸して、ふやかしたものをスリ鉢でつぶして滑らかになるまですりおろします
3)それを 濾(こ)し布でとことん絞ります
4)そのしぼり汁をそのまま沈澱させ 上澄み液 と 沈澱する「でんぷん」に分離します。
5)上澄み液も 後から 使うので横に取り置いて、沈殿した「でんぷん」をとりだし乾燥させます、サラサラの片栗粉状態にします。
6)サラサラの「でんぷん」を一度に溶かず、お湯と混ぜて握りこぶし大の程よい粘りの「種」を作り、それを元に「でんぷん」全体を熱湯を混ぜながら徐々になめらかな液状にしていきます。
7)一方 大釜でぐらぐらと煮え立った熱湯を準備しておきます。
8)大きい竹の一節を使って容器にします、容器の竹の節は底をふと目の錐(きり)で5mmくらいの穴を6つあけておきます、その容器に ⑥ で作った「でんぷん」液を満たして、底の穴から ⑦ の大釜(熱湯)に 筋状にして落とし込みます。
9)ゆであがった「でんぷん」は掬い取り しぼり汁の上澄み液に「10秒間」だけ浸けて、さらしの布地に引き上げ水切りします。
上澄み液につけることで団子状にならず、つやのある春雨にするためです。
10)水気を切り、夜になって寒風吹きすさぶ屋外の干場、干し竿にまんべんなく吊るしてゆきます。
ここで零下の寒さが必要です。
11)翌朝、おいしい春雨に姿を変え、緑豆10kgから3kgの春雨ができあがる勘定です。
大変な作業ですが、時間がある方は、手作り春雨を作ってみてはいかがですか?




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今週のまんぷく食堂

 今日のランチメニューは・・・ 回鍋肉丼、切り干し大根と春雨のサラダ、味噌汁でした!